思春期の子供のムダ毛処理にIPL脱毛器は使えるの?
子供の年齢が思春期に近くなると、周囲の友達の影響などもあって、今まで以上に身だしなみを意識するようになります。
それに合わせて、初潮が始まることにより女性ホルモンなどの分泌が始まり、特に女の子は、女性らしい体型に変化することに合わせて、体毛(ムダ毛)発育が活発になりますが、そのことが思春期の子供の悩み原因にもなっています。
ムダ毛の処理方法も、長くなる度にカミソリで剃る方法や脱毛・除毛クリームなどを利用する方法などがありますが、カミソリの刃で肌が傷んだりクリームが肌に合わずに痒みやカブレの原因になるケースもあるそうです。
最近の子供は発育が良いこともあって、体毛が発生する年齢も低年齢化していますが、それらに合わせて、中学1年生で52.2%、高校生になると77.0%がムダ毛で悩んでいるという調査結果が出ています。
そのような背景もあって、近年の大手脱毛エステやサロンでは、小学生のお子さんを含めて、思春期の子供でもムダ毛脱毛の施術が受けらたり、学生割引に対応した脱毛エステサロンもあります。
しかし、現実的に実際、脱毛エステに子供を連れて行くことに、金額的な面なども含めて抵抗を感じている親御さんも多いと思います。
ただ、実際に前述したようにムダ毛に悩む思春期のお子さんも多いため、家庭用のIPL脱毛器を購入して、ムダ毛のケアをさせてあげたいと願う親御さんも多くなっています。
そして、IPL脱毛のプロであるエステやサロンなどでも、子供への施術を行っていることからもるように、思春期の子供がIPL脱毛器を使用するのは、決して悪いことではありません。
思春期の子供にIPL脱毛器を使う時の注意点
ただ、思春期の子供ですので、アンダーヘアなどデリケート部位への施術は控えた方が良いでしょう。
なるべくワキを始めとして、その他足や腕など特に外見から見てムダ毛が目立つ部分だけの脱毛に留めて、その他アンダーヘアなどデリケート部位に関しては、思春期を過ぎてしっかり大人の身体に成長してから、脱毛施術をした方が安心です。
また、思春期の間は、全てのムダ毛が生えているとも限らず、この段階でIPL脱毛器をデリケート部位などに使用しても、大人の身体を形成する成長ホルモンが大量に分泌されているので、その後でも新たにムダ毛が生えてしまう可能性もあります。
こうした理由から、思春期のデリケート部位への脱毛器の使用は控えて、制服を着ていても肌の露出がある足、腕、脇などに関しては、IPL脱毛器を使用して問題ありません。
もちろん子供の肌ですので、IPL光を照射する出力レベルはなるべく控えめにして、痛みを感じなくても強いレベルでの照射は控えた方が良いです。
そのため、思春期の子供のムダ毛処理に使用される家庭用IPL脱毛器には、なるべく細かい範囲で出力調整ができる製品を選ばれる方が良いと思います。
ムダ毛の悩みを解消してあげることも大切ですが、お肌を大切にする事も大切なので、ここは保護者として親御さんが気を付けてあげましょう。
また、子供を脱毛エステやサロンに通わせた場合は、1人しかムダ毛の処理ができませんが、本当に優れた家庭用のIPL脱毛器が家に1台あれば、お母さんと子供だけではなく、お父さんのヒゲのケアなども含めて、家族みんなでムダ毛の処理に利用することができます。
ただ、子供さんの脱毛に、どうしても家庭用脱毛器ではなく、脱毛エステやサロンなど専門家による施術を希望される方もいると思います。
その場合、子供の脱毛にも安全なことでTV番組でも紹介された敏感肌専門の脱毛サロンなどもあるので、これらを利用されるのも方法の1つです。
敏感肌専門や子供対応などの脱毛エステ・サロン6店舗の比較一覧表