IPL脱毛器 IPL光






脱毛効果を出すIPL脱毛器のIPL光とは?

IPL脱毛器が照射するIPL光は(Intense Pulsed Light /インテンス・パルス・ライト)と呼ばれるもので、脱毛方法として普及する以前から、肌の内部に潜んで将来のシミやくすみ、そして雀斑卵(ソバカス)など肌トラブルの原因となる、紫外線で作られたメラニン色素をケアするフェイシャルエステなどで利用されていました。

根本的にフェイシャルエステなど美顔目的のIPL光と脱毛目的のIPL光には、大きな違いはなく、脱毛エステやサロンでの脱毛方式に『フラッシュ式』とありますが、これはIPL光を照射することです。

脱毛エステサロンの脱毛器や脱毛方式について(別サイト)

IPL光は色素の濃い部分に反応するので、フェイシャル(美顔)の効果を目的とする場合は、メラニン色素のケアやお肌のターンオーバーなどを促進させるためのIPL光出力量に調節されています。

そして、脱毛効果目的の場合、ムダ毛の発生源となる毛根や毛包の色素に反応する出力量に調節するなど、その目的に合わせて、IPL光の出力量が調整されています。


IPL光が色素に反応するイメージとしては、小学校の頃に理科の実験などで経験された方も多いと思いますが、虫眼鏡で集中させた日光を白紙に当てても変化はありません。

IPL光の原理

しかし、マジックなどで白紙を黒く塗った場合だと、黒が日光を吸収することで紙が焦げ始めます。

このように、IPL光のフェイシャル効果や脱毛効果も、これに近い原理です。

そのため、ケノンイーモリジュなどのIPL脱毛器は、脱毛カードリッジだけでなく、フェイシャル効果の照射カードリッジがあり、脱毛と同時にフェイシャルケアを行なうことができます。

IPL脱毛器のフェイシャル(美顔)効果

このように、IPL光は脱毛効果や美肌効果にも色々と良い効果がありますが、その反面、IPL光だからこそ注意しなければいけない点もあります。

IPL脱毛器を使う時の注意点

先程の虫眼鏡を使った理科実験の時などには、太陽を直接見てはいけないという注意があったと思います。

これは、虫眼鏡で集中する日光の熱から黒眼を守るためだけでありません。

すでに脱毛エステに通われた経験のある方ならご存知かもしれませんが、IPL光やレーザー照射される時は、サングラスで眼を保護されたと思います。

IPL光保護のサングラス

これは、日光に含まれているのと同様に、IPL光にも眼の負担になってしまう、有害な紫外線が含まれていて、それらから眼を守るためです。

このように、IPL光が眼に負担をかけることが無いよう、家庭用のIPL脱毛器には各メーカーが照射部分に光漏れを防ぐフィルターを装着するなど、色々な工夫や対策がなされています。

しかし、それもでIPL光の照射面がピッタリ肌に密着してなければ、隙間から光が漏れてしまいます。

特に顔周辺は、最も眼に近いのもありますが、身体の構造上でも距離の短い曲線部分が多い箇所なので、顔の産毛脱毛やシミやくすみを防ぐフェイシャル目的で使う時は、必ずサングラスを着用してください。


ほかにも、IPL脱毛器は、IPL光が発する熱でムダ毛の毛根などに熱を加えて脱毛します。

そのため、製品によって幅広い出力調整ができる物もありますが、IPL光を照射する前には、表面のムダ毛を剃った後、保冷剤などを使ってシッカリとお肌を冷やしておいてください。

お肌が敏感肌気味で、IPL光が照射される痛みなどに不安感のある方は、IPL光の出力を分散させることで、お肌の負担を減らす6連射や3連射に切替えられるIPL脱毛器もあるので、出力調整と合わせて連射機能でも調節できます。


また、IPL光は色素が濃い部分に反応が強くなるので、夏の陽射しで日焼けした直後の肌や黒子(ホクロ)がある場所への照射にも注意する必要があります。

IPL脱毛器をほくろや日焼け肌に使う場合

このように、IPL脱毛器を使う時は、以上の点を注意することで、快適で効率の良い脱毛が行なえます。


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